学舎へ来た小学4年生が独りごつ。
「家を出るのはちょっとイヤなんだけれど・・・」と正直な気持ちを吐露した。
ちょうど一人歩きを始めるところなのだろうと思う。
お母さんから離れるのは、さみしさや不安が入り交じった複雑な気持ちなのだけれど、そとの世界へ一歩出ると新しい自分に気づいたりする。
ご家庭が安全地帯として、居心地のいい場所であることの表れでもある。
順調な育ちである。
この時期、おうちに帰れば大好きなお母さんが待っているという安心感があれば、どんどんそとへ出していった方がいい。そとでいろいろなものを吸収し、自立するための準備をしながら、心の充実を図っていく時期である。そしてそのことが、学力の伸長へとつながっていくことを我々は経験上知っている。
勉強時間の確保が大切!
多くの場合、中学生という年齢では、勉強時間の確保を自分でコントロールすることは難しいというのが現実です。昔とは異なり、中学生がたやすく触れることができる遊びが世の中に溢れているからです。
「忙しいから勉強時間がとれない!」と嘆く生徒も、スマホやタブレットに触れている時間は膨大です。「休む時間がほしい!」と嘆く生徒も、スマホやタブレットに触れている時間を休み時間には算入していません。
中学生という貴重な時期に、ひとり静かに自分と向き合って考えるという時間の確保が、その生徒の思考力形成にとても重要だと考えています。
3年生からやらなきゃ間に合わない?
「間に合う」「間に合わない」というのは、いったい何のことを言っているのかしっかり吟味してから考えようと思っています。
実は、塾の広告宣伝やなんとなく聞いてきた噂話で、すっかり思い込んでしまっていることが多いものです。子どもの成長は一律ではありません。学舎では、その生徒について、きちんと考えることから始めたいと思っています。
「その生徒について」ということがとても大切で、生徒によって考えなければいけないことが全く異なるのです。
一般論では語れない、その生徒の成長について、考えなければなりません。
ですから、学舎では、まずは体験授業でその生徒をみさせてもらうことから始めます。
学舎の完全個人別指導
「個別指導」というとブースに分かれて仕切られた机に座り、アルバイトの大学生が1:2や1:3で見回りをしているイメージだったり、パーテーションで仕切られた狭い部屋に入ってマンツーマンでアルバイトの大学生にみつめられているといったイメージをもたれるかもしれません。
学舎はそうではありません。
数学なら吉田クラスへ、国語なら友部クラスに入り、その教室では全員同じ教科を勉強していますが、必ずしも同じことをやっているのではありません。高度な受験勉強をさせている生徒もいれば、学校のフォローをしている生徒もいます。
つまり、完全に個人別に指導内容が決まっていくのです。
なかなかイメージしにくいと思いますので、ぜひ体験授業を受けてみてください。